濃度の薄いジェル(ホワイトニング剤)を長時間歯面にあててゆっくり、やさしく、持続的に脱色します。
ジェルの成分(過酸化尿素)はもともと口腔内の消毒に使われていたものですから、安全で歯の構造を変えずに、歯が白くなります。
その安全性については、FDA(アメリカ食品医薬品局)、ADA(アメリカ歯科医師会)でも認められています。
歯科医師の指導を受け、ご自分で自宅で行っていただきながら白い歯を取り戻していただく方法です。
治療前
治療後
オフィスホワイトニングとは、通院先の歯科医院でホワイトニング治療をすることです。
自宅で行うホームホワイトニングに対しこのように呼ばれます。
オフィスホワイトニングでは、ホームホワイトニングで使うホワイトニング剤よりも多く過酸化水素を使用し
短時間で白い歯にできることが最大のメリットと言えます。
しかしこれも永久に持続するかと言うとそうではありませんので、ホームホワイトニングとの併用治療、
定期的なクリーニング治療を併用するとより長く持続させる事が出来ることになります。
歯科医師の指導を受けながら、自分で自宅で行っていただく方法です。
ひとりひとり、自分の歯型にあったトレー(薄く、柔らかいマウスピース)を歯科医師に作ってもらいます。
そのトレーの中に、薬剤(ホワイトニングジェル)を注入し、それに歯に装着し、寝ている間、薬剤を作用させ、歯を白くします。通常、 3 ~ 4 週間ほど毎日実行します。効果につきましては、個人差があります。
抗生物質の副作用など先天的で内因性の変色に対しては、大きな効果を期待できないかもしれません。
しかし、大多数の症例において効果は確かめられています。
医師の指導のもとで、自宅で行ってもらうお手軽な歯の漂白です。歯の着色の要因や、もともとの歯の色の個人差等により、効果が異なる場合があります。
また、漂白効果は徐々に色が後戻りする場合もありますので医師の相談のもと、定期的なホワイトニングを行うことが望まれます。
当医院でマウストレーを作成してホワイトニングジェル(漂白剤)で1~2週間漂白します。
1
まず歯科医が歯と歯肉が健康な状態であるか診察します。
過去に入れた詰め物を取り替えたり、虫歯の治療が必要な場合もあります。
そして型を取ります。
2
歯科医が作製した患者用トレーにジェル材を流し込みます。
3
歯を磨き、トレーを口に入れます。トレーの端を歯に合わせます。
4
清潔な指か、やわらかい歯ブラシで余分なジェル材を取り除きます。口を2回すすぎます。
注意:すすいだ水は飲み込まないで下さい。
Q 一度ホワイトニングをすれば白くなりますか?
A 一度のホワイトニングで一気に白さの段階を上げることは薬剤の濃度を上げれば可能です。
ただし、相当な痛みが発生しますし、神経が炎症を起こします。
さらに不自然な白さになってしまう可能性もありますし、歯の表面も荒れるため着色しやすくなります。
ホワイトニングは何回かに分けて繰り返し施術することによって、歯にダメージを与えず自然な白い歯が手に入ります。
Q 一回のホワイトニングでどれぐらい白さが持ちますか?
A ホワイトニング効果の期間は、約3ヶ月から長くて10ヶ月ほどです。
飲食などにより歯の表面に着色していくのに加え、エナメル質の表面が溶ける作用と、自己修復してくれる作用があります。
この自己修復作用によって元の歯の色に戻りますから、後戻りは歯の再生能力が正常に機能しているとお考えください。
Q ホワイトニングの機械はレーザーなどいろいろありますが、差はありますか?
A レーザーホワイトニング、○○システムなど、ホワイトニングの効果は機械で決まる!という広告を見かけます。
ホワイトニングに使用する機械は光と熱によって薬剤を活性化させるためのものであり、機械自体に白くする効果はありません。
ホワイトニングの効果は薬剤の効能と症例経験によるノウハウで決まります。
Q ホワイトニングをやりすぎると不自然な白さにならないですか?
A ホワイトニングは天然の歯を白くしていく施術ですので、ホワイトニングによって損なわれることはありません。
不自然な白い歯は人工の歯を注文してつくってもらった場合、または濃度が高すぎる薬剤や、温度が高すぎるレーザー機械で一気に施術して歯が炎症を起こした場合、個人輸入などで粗悪なホワイトニングを行った場合などが考えられます。
このような手法を取らない限り、個人差はありますが自然で綺麗な白さになりますのでご安心ください。
Q ホワイトニングした当日は着色しやすいもの(ワイン、カフェインなど)は飲食出来ますか?
A ホワイトニング当日は、歯の表面が活性化しており、着色しやすい飲食は避けた方がいいです。
ただし絶対に出来ないというわけではありません。
Q ホワイトニングをすることによって歯にダメージが残りませんか?
A ホワイトニングは、様々な大学や研究機関の発表により、「歯にダメージを与えない方法」として安全性が確立されています。
ホワイトニング剤の薬剤の主な成分は過酸化水素・過酸化尿素であり、米国食品医薬品局(FDA)でもその成分の安全性が証明されています。